ROCKETのメンバーをはじめ、様々な場所で
(ROCKETの説明会、東大、熊本市の小中学校、熊本市立博物館、
いのちの旅博物館、鹿児島県立博物館、沖縄県立博物館、地域の皆さん、友人など)
広報活動を行い、たくさんの人たちに協力をしていただきました。
はじめは小規模で行う予定にしていましたが、
多くの人たちの賛同を得て、日本各地の皆さんに協力していただきました。
ミツバの種は約10L(総数約2000袋、フライヤーも同数)、ポスター約200枚配布しました。
地元の皆さんや、様々な地域の皆さんから種まきして栽培されていること、
キアゲハが生息しているということなどたくさんの情報をいただきました。
そのおかげで、私の自宅についにキアゲハが産卵のために飛来してくれました。
10月6日に卵を20個ほど見つけました。
自然界で孵化させようと様子をみていましたが、
翌日、赤蟻にやられてしまい、たった1個を残してダメになってしまいました。
残った卵は透明な容器に台所用の細かいネットをかぶせて保護しました。
無事に飼育でき、10月28日に蛹化することができました。
食草があればもどってくること、保護しなければ生き残ることが難しいことがわかりました。
それからキアゲハだけでなくナガサキアゲハやツマグロヒョウモンなど、
他の蝶をはじめ普段よく見かける昆虫全般の数が少なくなってきているように感じました。
私の家で飼育する蝶も減り、ここ5年くらいは越冬蛹がほとんどありません。
今年は自宅周辺の変化として、サルスベリの開花やカボスの収穫がひと月遅れたり、
逆に銀杏は実をつけるのがひと月以上早かったり、茶毒蛾が大量発生したり、
おかしなことがいくつもありました。
5年ぶりに我が家に戻って来たキアゲハを春まで静かに見守ります。
今回、多くの方の話の中で、
「今まであまり意識しなかったけど、意識して観察するようになって自然に対する関心が持てるようになりました」
という意見が聞かれました。
butterfly effect(バタフライエフェクト)あるのでしょうか?
これからも頑張ります。
皆さん、ありがとうございました。
そして引き続きよろしくお願いします。

